入試情報 募集要項

2020年度大学院芸術学研究科博士前期課程一般入学試験案内

志望専攻・分野および希望指導教員について

志望専攻・分野の指定にあたっては、ご自身の研究テーマ及び領域と希望指導教員について、十分に確認、検討することが必要です。希望する指導教員が決まりましたら、必ず出願前(締切10日前まで)に芸術学部教務課大学院係(art.kyoumu@nihon-u.ac.jp )あて事前相談・連絡申込書をご提出ください。
なお、希望指導教員の選択については、資料請求の上、GSAの「教員紹介」を参照してください。「非常勤」と表示された教員は対象外となります。
ただし、「専任」の教員でも希望指導教員として指定できない場合があるため、必ず出願前に芸術学部教務課大学院係にご相談ください。

出願資格

  1. 大学を卒業した者及び2020年3月までに卒業見込みの者
  2. 学校教育法第104条第4項の規定により学士の学位を授与された者及び2020年3月までに学位を授与される見込みの者
  3. 外国において学校教育における16年の課程を修了した者及び2020年3月までに修了見込みの者
  4. 外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該外国の学校教育における16年の課程を修了した者及び2020年3月までに修了見込みの者
  5. 我が国において、外国の大学の課程(その修了者が当該外国の学校教育における16年の課程を修了したとされるものに限る)を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であって、文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了した者及び2020年3月までに修了見込みの者
  6. 外国の大学等において、修業年限が3年以上である課程を修了することにより、学士の学位に相当する学位を授与された者及び2020年3月までに授与される見込みがある者
  7. 専修学校の専門課程(修業年限が4年以上であることその他文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以降に修了した者及び2020年3月までに修了見込みの者
  8. 文部科学大臣の指定した者
  9. 学校教育法第102条第2項の規定により大学院に入学した者であって、本大学院において、大学院における教育を受けるにふさわしい学力があると認めたもの(<注>を参照のこと)
  10. 本大学院において、個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、22歳に達したもの及び2020年3月までに22歳に達するもの(<注>を参照のこと)

<注>出願資格8・9該当者については、事前に入学資格審査を行いますので、芸術学部教務課大学院係あてお問い合わせの上、2019年12月3日までに、入学資格審査申請書、入学資格審査調査書及び入学検定料を除く出願書類一式を、所定の封筒を使用して芸術学部教務課大学院係あてに送付してください。なお、出願書類は、入学資格審査が終了するまでその受領を保留します。

  • 入学資格審査に必要となる書類はこちらからダウンロードして下さい。

専攻名及び入学定員

専攻 文芸学 映像芸術 造形芸術 音楽芸術 舞台芸術
入学定員 20名 20名 15名 10名 10名 75名

出願期間

2020年1月8日(水)~1月21日(火)

  • 上記期間内に郵送必着のこと。ただし、最終日である1月21日(火)のみ江古田校舎教務課窓口持参も可とします。

試験期日

2020年2月13日(木)

合格発表期日

2020年2月26日(水)

  • 合格・不合格にかかわらず、上記期日に郵送にて通知します。

入学手続期間

2020年2月27日(木)~3月12日(木)

出願書類等一覧

  • ○=必要 ×=不要 △=卒業論文・作品・制作に代えることも可(所定用紙=提出作品届を提出すること)

志願者区分 入学
志願票
成績
証明書
卒業証明書

卒業見込
証明書
指導教授
又はこれに
準ずる者の
推薦書
提出作品

論文等
証明書
※(2)参照
研究計画
概要書
入学
検定料
(試験料)
振込証明書
(大学提出用)
※発行日が出願前
3ヶ月以内のもの
文芸学専攻 芸術学部卒業見込者
(卒業見込
証明書)
× ×
芸術学部卒業者
(卒業証明書)
×
日本大学他学部卒業見込者
及び卒業者
×
他大学卒業見込者及び卒業者 ×
映像芸術専攻 芸術学部卒業見込者
(卒業見込
証明書)
×
芸術学部卒業者
(卒業証明書)
日本大学他学部卒業見込者
及び卒業者
他大学卒業見込者及び卒業者
造形芸術専攻 芸術学部卒業見込者
(卒業見込
証明書)
×
芸術学部卒業者
(卒業証明書)
日本大学他学部卒業見込者
及び卒業者
他大学卒業見込者及び卒業者
音楽芸術専攻 芸術学部卒業見込者
(卒業見込
証明書)
× ※(3)
芸術学部卒業者
(卒業証明書)
※(3)
日本大学他学部卒業見込者
及び卒業者
※(3)
他大学卒業見込者及び卒業者 ※(3)
舞台芸術専攻 芸術学部卒業見込者
(卒業見込
証明書)
×
芸術学部卒業者
(卒業証明書)
日本大学他学部卒業見込者
及び卒業者
他大学卒業見込者及び卒業者
  • 注意事項
  1. 「指導教授又はこれに準ずる者の推薦書」・「提出作品・論文等証明書」・「研究計画概要書」は、本研究科所定用紙または所定用紙に準じた様式で作成すること。
  2. 提出作品・論文等については、「提出作品・論文等の詳細」を参照すること。また、提出する作品・論文等が自己のものであることの証明書(本研究科所定用紙)を必ず提出すること。なお、証明書が提出されない場合は、作品・論文等は受理しない。
  3. 音楽芸術専攻への志願者の提出作品・論文等については、上記の志願者区分にかかわらず、「提出作品・論文等の詳細」を参照すること。
  4. 音楽芸術専攻の実技試験実施分野(声楽、器楽、音楽学、音楽教育、情報音楽)への志願者は、上記の志願者区分にかかわらず入学試験実技曲目届出書(本研究科所定用紙)を提出すること。
  5. 志願者は、別途「事前連絡確認書」(研究科発行)を必ず出願時に提出すること。提出できない志願者は、出願を受理しない。
  • 身体の機能に著しい障害のある方は、受験及び就学が不可能な場合もありますので、出願前のできるだけ早い時期に、必ず芸術学部教務課大学院係に相談してください。
  • いったん提出された出願書類及び納入された入学検定料は返還しません。また、提出後の専攻・分野の変更は認めません。

試験科目

専攻 試 験 科 目
文芸学

◆外国語試験
英・独・仏語のうち自国語を除く1ヶ国語選択
ただし外国人留学生に限り日本語選択も可※辞書参照可

◆日本語による小論文試験
◆日本語による口述試験

映像芸術

◆外国語試験
英・独・仏語のうち自国語を除く1ヶ国語選択
ただし、外国人留学生に限り日本語選択も可 ※辞書参照可

◆日本語による小論文試験
◆論文(日本語)または作品審査
◆日本語による口述試験

造形芸術

◆外国語試験(造形理論分野のみ実施)
英・独・仏語のうち自国語を除く1ヶ国語選択
ただし、外国人留学生に限り日本語選択も可※辞書参照可

◆日本語による小論文試験または実技試験
◆作品または論文(日本語)審査
◆日本語による口述試験

音楽芸術

◆外国語試験
英・独・仏・伊語のうち自国語を除く1ヶ国語選択
ただし、外国人留学生に限り日本語選択も可※辞書参照可

◆日本語による小論文試験
◆実技(筆記を含む)試験または論文(日本語)・作品審査
◆日本語による口述試験

舞台芸術

◆外国語試験
英・独・仏語のうち自国語を除く1ヶ国語選択
ただし外国人留学生に限り日本語選択も可※辞書参照可

◆日本語による小論文試験
◆論文(日本語)または作品・資料審査
◆日本語による口述試験

  • 論文及び小論文試験のテーマ・字数・時間等は、原則として当日の試験時に指示します。
  • 論文及び小論文試験はすべて辞書参照不可です。また、外国語試験において、辞書参照可とする場合の辞書は書籍辞書のみとし、電子辞書等は不可とします。

小論文試験・実技試験の詳細

専攻 小論文試験・実技試験の詳細
文芸学 小論文試験
試験当日に与えられたテーマで記述する
映像芸術 小論文試験(全分野を対象)
試験当日に与えられたテーマで記述する
造形芸術
  1. 小論文試験
    (コミュニケーションデザイン分野、インダストリアルデザイン分野、建築デザイン分野、造形理論分野を対象)
    試験当日に与えられたテーマで記述する
  2. 実技試験(絵画分野、版画分野、彫刻分野を対象)
    1. 絵画分野及び版画分野 デッサン2時間
    2. 彫刻分野 デッサン3時間
音楽芸術
  1. 小論文試験(全分野を対象)
    専攻分野にかかわる研究テーマをあらかじめ各自設定し、記述する
  2. 実技試験
    (声楽分野、器楽分野、音楽学分野、音楽教育分野、情報音楽分野を対象)
    1. 声楽分野
      オペラまたはオラトリオのアリアと歌曲(計15分以上。暗譜)
    2. 器楽分野
      各自の専攻する器楽曲(15分以上。暗譜)
      • ピアノ以外の楽器で受験する場合は、事前に問い合わせること
    3. 音楽学分野
      1. 音楽学に関する筆記試験(60分)
      2. ピアノまたは声楽実技(5分程度の自由曲。暗譜)
    4. 音楽教育分野
      1. 音楽教育に関する筆記試験(60分)
      2. ピアノまたは声楽実技(5分程度の自由曲。暗譜)
    5. 情報音楽分野
      ピアノ実技(3分以上の自由曲。暗譜)
舞台芸術 小論文試験
試験当日に与えられたテーマで記述する
  • 小論文試験のテーマ・字数・時間等は原則として当日の試験時に指示します。
  • 小論文試験はすべて辞書参照不可です。
  • 芸術学研究科では、一部の入学試験を除き過去問題は公表しておりません。

提出作品・論文等の詳細

専攻 提出作品・論文の詳細
文芸学 なし
映像芸術 ◆次のいずれかを提出すること(1~4は入学後の研究領域に属するものとする)
  1. 写真作品
    1テーマ20点以上のプリント(サイズは8インチ×10インチ判以上)を台紙に貼付すること
    B/W、カラーいずれも可
  2. 映像作品
    提出作品は1本で30分程度を原則とする。
    (アニメーション、アート作品などで、連作や1本数分の短編の場合、複数の提出も可とする)
    提出作品については以下の要件を十分確認すること。
    • 言語が日本語でない場合は日本語字幕スーパーをつけることが望ましい。
      それができない場合は、日本語による概要を添付すること。
    • 日本語によるスタッフ表(本人の担当を明記)を添付すること。
    • DVDビデオ・BDビデオで提出する場合は、日本で再生できる方式・リージョンにすること。
      必ずファイナライズされたものを提出すること。
    • フラッシュメモリー等でデータ提出する場合は、提出時の最新のWindows Media Player、
      または、QuickTime Playerで再生できるものにすること。
    • フィルム(8mm、16mm、35mm)も可。
    • 作品の分数、また音声チャンネル等の再生指定がある場合はその情報を明記すること。
  3. シナリオ作品(紙媒体で提出のこと)
  4. 音響作品
    • ディスク、データで提出どちらでもかまわないが、映像作品に準じ日本で再生できるもの、
      また特別な再生指示がある場合は明記すること。
    • 作品の分数を明記し、スタッフがいる場合はその表(本人の担当を明記)を添付すること。
  5. 論文
    日本語によるもの(特別な理由がある場合は外国語も可)とする
    4,000字程度の日本語による概要を添付すること
造形芸術 ◆次のいずれかを提出すること
  1. 絵画分野
    油絵60号以上3点以上
  2. 版画分野
    版画作品5点以上
  3. 彫刻分野
    彫刻作品を撮影した写真をまとめたファイル1冊
  4. コミュニケーションデザイン分野
    作品3点以上(作品を撮影した写真をまとめたファイル1冊でも可)
  5. インダストリアルデザイン分野
    作品3点以上(作品を撮影した写真をまとめたファイル1冊でも可)
  6. 建築デザイン分野
    作品3点以上(作品を撮影した写真をまとめたファイル1冊でも可)
  7. 造形理論分野
    日本語による論文
    • 概要を添付すること
音楽芸術 ◆次のいずれかを提出すること
  1. 作曲分野
    作品提出(2作品以上)
    • 必ず譜面を提出すること(譜面に録音テープを添付することも可)
  2. 声楽分野
    なし
  3. 器楽分野
    なし
  4. 音楽学分野
    音楽学に関する日本語による論文がある場合は提出すること
  5. 音楽教育分野
    なし
  6. 情報音楽分野
    作品または論文(日本語による)提出
舞台芸術 ◆次のいずれかを提出すること(1~4は入学後の研究領域に属するものとする)
  1. 映像資料
    本人の出演・創舞・演出に該当する場合のみ
    ビデオテープ・DVD・BD(日本国内で一般的に再生可能なものに限る)等の舞台映像資料
    • 映像資料は1本とする
    • チラシまたはパンフレットの写し等、必ず本人の担当や名前などが明記されているものを添付すること
    • DVD・BDはファイナライズしておくこと
  2. 戯曲
    舞台用に本人が創作した戯曲
    戯曲は1本とし、実際に舞台で上演されたもの、または戯曲集やそれに相当する媒体に掲載されたもの
    • 舞台上演されたものは実際に使用した台本(チラシまたはパンフレットも添付)を提出すること
    • 戯曲集など書籍収録の場合は、実物またはコピーを提出すること。その場合は、必ず表紙・目次・奥付も添付すること
  3. 舞台資料
    今までに関わった舞台等(3作品を限度とする)の「ポートフォリオ(舞台資料)」
  4. 論文
    日本語によるもの
    • 概要を添付すること

作品・論文を提出する場合は、自己の作品・論文であることを証明する担当教員の書類(別紙様式)を添付し、上記のいずれかを出願専攻、氏名を明記の上、試験区分ごとの出願受付期間最終日までに必着するよう持参または郵送すること。(絵画作品等の大きい作品については別途、大学院係に御相談下さい。)

  • 提出作品・論文は、試験終了後、返却します。