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【新入生と在校生の皆さまへ】芸術学部長からのメッセージ

  • NEWS 2020.05.07

新入生と在校生の皆さまへ

大型連休は,行動規制と自粛で疲れていませんか? コロナと闘う重大局面にいる医療関係者の方々のことを考えれば,自粛疲れを口にすることすら恥ずかしく,襟を正して心から敬意を表したいとつくづく思います。緊急事態宣言が更に1カ月延長され,コロナの時代の「新たな日常」をつくっていく段階に入りました。「新しい生活様式」によって,感染症への長期的な対策と工夫を行っていくことが提案されました。

世界は,マラリア,ペスト,コレラ,麻疹,肺結核,AIDSやSARS,インフルエンザと,かつて同じような道をたどりました。日本は今,岐路に立たされています。このウイルス感染拡大を克服するためには,ひとりひとりが予防対策を長期的に徹底することです。また,自粛を抑えられない集団を作らないことです。自分だけは絶対大丈夫という考えには,思いやりも未来もありません。人間の行動が感染経路になる中で,三密回避を意識し,手指衛生とマスクにしっかりと気遣うことができれば,抗体ができるまでコロナと共に生き続けていくことが可能です。これが日常生活のマナーになるといいですね。

現在,芸術学部は5月末までキャンパスへの立ち入りを禁止しています。今後,自粛規制が段階的解除になれば,徐々に対面授業が出来るようなります。「新たな日常」のためには,with CORONAという意識で「感染しない行動のための連帯感」をもつことが大切です。段階的解除になるまで,芸術学部の学生として感染症に対する教養とマナーをしっかり身に付けてください。そして,必要以上に恐れないための知恵と行動で賢くなってください。

江戸時代後期の肥後の国で,「6年間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」〔フリー百科事典『ウィキペディア』より〕と告げて海に消えたという妖怪「アマビエ」の伝承は,ネットでも広く話題になりました。アマビエのお告げには,「新たな日常」が発見できる気配がしています。学生諸君と会える「新たな日常」が,しなやかに来ることを心から祈ります。その時のために,来週から始まるオンライン授業をしっかり受講してください。

こんな時こそ,元気でボジティブな言葉を使い,笑顔を見出す日藝生でいてください。
教職員一同は,皆さんに会える日を楽しみにしています!

令和2年5月7日

日本大学芸術学部長
日本大学大学院芸術学研究科長
木 村 政 司