学校推薦型選抜(付属高等学校等) で受験
当時を振り返り,日本大学芸術学部へ入学された動機など,教えてください。
小さい頃からテレビ番組を見る事が大好きで、いつか自分でも番組を作ってみたいという憧れをずっと持っていました。そのような思いから、高校受験の時点で日本大学芸術学部への進学を意識していたため、日本大学の附属高校へ進学し、日藝を受験しました。早い段階からテレビを作る側への憧れは大きかったです。

バドミントン部で円陣を組んでいるところ
付属高校では入試に対してどのような指導がありましたか。
高校では、まず基礎学力到達度テストがとても重要というお話を何度も受けました。ただ、私はお勉強が得意なタイプではなかったので、先生からは附属特別推薦を目指して、3年間の定期テストや提出物、普段の学校生活をする事が大切だとご指導いただきました。
進路についてはだれに相談しましたか(保護者・高校教諭など)。
両親と2年時・3年時の担任の先生に相談しました。特に担任の先生方にはとても親身に相談に乗っていただき、受験に向けてたくさん支えていただきました。
専門試験はどのような内容でしたか。またどのような点が困難でしたか。
私が受けた専門試験の内容は、作文と面接でした。作文の題は「告白」で、このように単語ひとつだけがお題として出されたため、練習ではそこから自分の考えを広げて書くことに苦戦しました。練習では、先生にさまざまなお題を出していただき、何枚も何枚も書きながら、自分らしい型になる作文を作っていくことが大切だとご指導いただきました。試験本番では、自分が一番書きやすい形をベースに、お題へ自然につなげて書くことを意識しました。
面接では上手に話そうとするより、「自分の好き」を「自分の言葉」で伝えることが大切だと思います。好きなことを話している時の熱意はちゃんと伝わります。

受験対策で使っていたメモ
学校推薦という性格上,高校生活においてあなたはどのような点に気をつかいましたか。
毎日学校に行き、授業を寝ずに受けて、友達とお昼を食べ、部活に行く。普段通りの高校生活を送っていれば何も心配はないと思います。
付属推薦を受験しようと考えている受験生にメッセージをお願いします。
特別なことより、毎日続けることが一番大切だと思います。基礎学力到達度テストが1番重要ですが、定期テストや提出物、普段の学校生活など、毎日の積み重ねが本当に大切だと思います。
現在はどのようなことを学ばれていますか。面白い授業・先生についてお聞かせください。
現在は、テレビ制作実習という授業を中心に学んでいます。バラエティ番組やドラマ、ニュース番組など、さまざまなテレビ番組がどのように作られているのかを実践的に学んでいます。
企画を一から考え、カメラ・音声・照明・スイッチングなど、それぞれの役割を学生が担当し、実際に番組を制作しています。
毎日何気なく見ているテレビ番組も、作る側になると、ひとつの番組を作るのにこんなに大変なのかと毎回驚かされています。
また、実際にテレビ業界で働いていた先生方や、現在も現場で活躍されている先生方から直接学ぶ事ができ、現場でのリアルなお話を聞くことができます。教科書だけでは学べないことを学べる環境は、日藝ならではの魅力だと思います。

実習でスタジオのカメラを操作しているところ
高校生のうちにやっておけば良かったことがあればお聞かせください。
まずは友達とたくさん遊ぶことです。
そしてもう1つは大学生活で何をしたいかを考えておくことだと思います。大学4年間は長そうに見えて、本当にあっという間です。新しい環境や課題に追われているうちに時間が過ぎていきます。
「こんな作品を作りたい」などと高校生のうちから少し想像しておくだけでも、大学生活がもっと楽しくなると思います。
学生生活の中で印象に残っていることをお聞かせください。
テレビ制作実習で行った30分の生放送番組です。グループのみんなで企画を出し合い、その中からひとつの企画を形にして、全員で番組を作り上げていく実習です。
生放送なので大きなミスは許されないという緊張感があります。そのため、ひとりひとりが自分の役割に責任を持って動いていて、1つの番組を作り上げるあの瞬間がとても緊張感があり楽しい瞬間でもあります。

実習チーム全員で協力して制作したセット
これから受験を考えている高校生に,日藝をお勧めする(としたら)一言をお願いします。
好きを本気で学べる場所です。
それぞれの「好き」を持った人が集まっているので、いろいろな考え方や表現に出会うことができます。