在校生
2024年度 放送学科入学
牧野 萌音
放送学科/CM・脚本専攻
N全学統一方式(専門試験併用型)※旧:一般選抜A個別方式含む で受験

当時を振り返り,日本大学芸術学部へ入学された動機など,教えてください。

私が日藝を受験したいと決意したのは高校1年生のときでした。高校生が時代劇を作る映画「サマーフィルムにのって」を見て映像を制作する仕事に興味を持って調べ始めたのがきっかけです。親から映像について学びたいのなら日大の芸術学部が有名だと勧めてもらい、さらに映像を制作しながら実学的に学べるとわかって第一希望の大学になりました。何よりも、違う分野の8学科が1つのキャンパスで学んでいるところや他の学科の授業も受けることができるところに惹かれました。

中・高6年間打ち込んだバスケットボール部での集合写真。

なぜ一般選抜を選んだのかお聞かせください。

私は総合型選抜、学校推薦(公募型)、当時のN方式も受けていて、加えてA方式も受験しました。受かるための手段は全て利用したと思います。一般選抜の時期もA方式の日を中心に他大学の受験も組み合わせていきました。

受験倍率や手間などから一般選抜のみ受けるという考えもありますが、総合型選抜や公募型の受験の準備をする中でなぜ日藝に行きたいのかという理由を明確に、確実にできたので、私は受けていてよかったと思っています。もし、日藝を第一志望にしているなら挑戦する価値は十分にあると思います。

学力試験(国語・英語)ではどのような点に注意しましたか。

面接と作文が全くできないことを想定して、国語・英語ともに8割は取れるように過去問を何回も解いて練習していました。

私は古文が苦手だったので、問題を解く順番を決めていました。文学史→現代文→古文の順番で取れる問題からやろうとしました。現代文でも解けない問題がたまに現れますが、それは一度飛ばして止まらないようにしていた記憶があります。

英語は、特に長文の問題を落とさないように時間の配分に気をつけました。最新カルチャーに関する問題が毎年出る傾向があったので、長文になれる意味も含めて英語ニュースのサイトでカルチャーのニュースをよく読んでいました。

専門試験はどのような点に注意しましたか。

面接と作文の2つがありました。

面接は、私は当時も今も緊張しがちで本番に弱いタイプで、言おうと思っていたことを言えなくなってしまうタイプなので、聞かれそうな質問をあらかじめ考えてどこまで内容を掘られても大丈夫なようにシミュレーションしていきました。そして、高校の先生方に面接の練習をしていただきました。応接室やホールで担任の先生や同じ学年を受け持つ先生方に模擬面接をしていただいたり、面接のマナーを教えていただいたりしました。

放送学科の作文は1つキーワードが出されてそれに対する文章を書く形式でした。文章を書くことは得意だったので、特別対策はしませんでしたが、出題されそうなキーワードを予想して、このキーワードが出題されたらどのような内容を書くか、頭の中で考えていました。本番の日、偶然にも予想したキーワード「ラッキー」が出題されたので、事前に考えていた内容を書き写すような形で書きました。本当にラッキーでした。

月ごとに立てた勉強スケジュール。

一般選抜は試験までのスケジュールや体調管理が大変だったと思いますが,あなたはどのような点に気をつかいましたか。

私は性格上、塾に通うことが向いていないと感じていたので、学校や図書館で勉強していました。学校から支給されたスタディサプリや先生おすすめの参考書を購入し、毎月スケジュールを立てて勉強しました。自分で勉強しているとどうしてもだらけてしまうので、Classi(クラッシー)という学習管理アプリに毎日勉強時間をメモしたり、私自身が双子で同い年の兄がいるので、兄に負けないように机に向かったりと自分を奮い立たせました。
また、日藝を受験する上で最新の映画やドラマのことを勉強しておきたいと思い、リフレッシュがてら映画館にも欠かさず通っていました。1月末まで映画館に見に行っていたと思います。

体調に関しては、年末ごろからベッドで全く眠れない時期がありました。このときは私の親友2人は受験が終わって自身が焦ってしまい、日藝に落ちたらどうしようとばかり考えていたと思います。夜ベッドに入っても寝れずに明け方になってしまい、勉強しに行った図書館で寝てしまうのでとても辛かったです。そのため、母に協力してもらい、一緒に図書館で勉強しました。寝そうになったら起こしてもらっていました。全ての受験が終わった日の夜、私は今までで一番深く眠れた日だと今でも思っています。

一般選抜を受験しようと考えている受験生にメッセージをお願いします。

面接や作文に不安を抱える受験生も多いと思います。日藝で4年間勉強がしたい!という強い思いを面接や作文で伝えることが大事です。放送学科の先生方に伝えるためにどうすれば良いのか、考えてみてください。そして受験勉強をしているとマイナスなことを考えがちですが、その中で楽しいことを考えるようにすると良いと思います。

現在はどのようなことを学ばれていますか。面白い授業・先生についてお聞かせください。

私は現在、CMと脚本を専攻していて、ゼミではこれからドキュメンタリーを制作する予定です。CM実習の授業では、放送学科をテーマにしたテレビCMを企画から映像まで制作したり、ラジオCMを制作した際は、自ら企画したものにご活躍されている本物の声優さんに声を入れていただいたり、とても貴重な経験をさせていただいています。CMに限らず、キャンペーンの企画を考えてプレゼンをすることもあります。

星野裕先生はユーモアあふれる先生で、普段は優しく面白い先生ですが、CMの企画や絵コンテの講評となると良い部分と直す部分を的確に教えてくださります。

脚本実習では、とにかく脚本を書いています。まずは15分ものからで、2年時には1時間ものの作品を書きました。私はこの実習を受けるまでほとんど脚本を書いたことがなかったのでついていけるか不安でしたが、私の他にも脚本を書いたことがない人もいましたし、脚本の基礎から学び始めたので安心しました。1年生の時は毎週迫る課題の締め切りまでに話がまとまらず、自分が思った通りに話が書けないこともありました。しかし、授業中に参考作品として時代や国を問わず多くの作品を見て、優れた脚本について学び、今では私含め、みんなが初めて書いた脚本から大きく進化して面白い脚本を書いています。毎回仲間の脚本を読むのも楽しみの一つです。

CM実習で放送学科のCMを撮影した際の写真。自ら志願して、曹操役になりきりました。

高校生のうちにやっておけば良かったことがあればお聞かせください。

興味を持ったことをすぐに行動を起こすと良いと思います。私は高校2年生の時にオーストラリアに2週間ホームステイした経験があります。オーストラリアから見た日本と日本から見たオーストラリアの違いに驚き、オーストラリアの教育・子どもの育てる考え方にも驚かされました。また、特に英語が話せるわけでもなかったのですが、現地の学生やホストファミリーとたくさん話すうちに、もっと自分のことを話したいと思って帰国後に英語の勉強に励み、そのまま英検2級を取得し、これが受験でも活きました。

興味に対して行動を起こすと、それがどんな方向かは分かりませんが必ず自分に学びができると思います。そしてそれが自分の将来につながると思います。行動するかしないか悩むのではなく、一歩踏み出してみてください。

オーストラリアへホームステイしていたときの休日の写真。ホストブラザーとはとても仲良くなり、帰国日には泣いて別れました。

学生生活の中で印象に残っていることをお聞かせください。

日芸祭実行委員会での活動です。広報部に所属して日芸祭のキャラクター・ゲーサイヌを通して日芸祭の広報活動をしています。実は高校生の時に訪れた日芸祭でゲーサイヌと出会って、入学できたら絶対ゲーサイヌと関わりたいと思っていました。今ではゲーサイヌを通して日芸祭や七夕、冬祭の宣伝を行っています。ゲーサイヌが学内を歩いているだけで学生が近づいてきてくれたり、写真を撮ってくれたりし、日芸祭でゲーサイヌのグッズを売ると地域の方が朝一番に購入しに来場していただき、本当にゲーサイヌが愛されているのを見ると私も嬉しくなります。また、広報部は日芸祭期間が最も忙しいのですが、みんなでこの期間を乗り越えることで仲良くなることができ、学年関係なく連帯感が生まれて、楽しいです。去年、今年と例年よりも大幅に多くの後輩が広報部の仲間になってくれたので、日芸祭を盛り上げて成功させたいと思います。ゲーサイヌも喜んでいると思います。

高校2年生の時に訪れた日芸祭での様子。この時にゲーサイヌと初対面でした。

私が撮った写真です。日芸祭後の大復元の日、学年関係なく動く姿に仲の良さを感じます。

これから受験を考えている高校生に,日藝をお勧めする(としたら)一言をお願いします。

日藝の良さは、全国各地から同じ志を持った仲間が学びにきていることだと思います。遠慮なく作品のいいところや悪いところを言い合える仲間がいて、他学科の仲間には知らない世界を教えてもらい、授業では学べない価値も得ることが必ずあります。ぜひ日藝に入学して、普通じゃ得られない経験値を得ていきましょう!

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